2011年3月28日月曜日

人間として


 怖いのなら、せめて正しい知識で身を守れ。自らを電気刺激に怯えるマウスではないというのであれば。
 記号さえ遠ざけたいというのは想像力の賜であり、たしかに人間的かもしれない。しかしそれは文化的な人間のあり方ではない。
 はっきり言うが、理性的でない人間に価値はない。それはこの世で最も有害で醜い獣である。

 そのあり方をアイデンティティとしているのなら、あるいは肥えた体をもはや動かせないのであれば、どうか何も主張せずに生きてくれ。人間のふりをして、人間のような言葉を使って、人間を苦しめるのはやめてくれ。撃ち殺されたくないのなら、ずっと巣の中にいてくれ。

 そして人間は、もし獣に出会ったら、逃げないで、どうか彼らを人間に戻す努力をしてくれ。獣に従う者の姿もまた獣なのだから。

0 件のコメント:

コメントを投稿