2011年2月25日金曜日

紳士な不審者

今日の信号機 
今日はやたら暖かく、目を瞑っても耳を塞いでも春だった。春になると頭のおかしい人が出てくるので気をつけましょう、みたいなアナウンスを聞かなくなって久しいけれど、それはどちらかというと加害者にならないように気をつける側になったということだろうか。
別に気をつけるのはいいんだけど、加害者として見られるのはなかなか辛い。何故かといえば、僕は自他共に認める人畜無害の不審者だからだ。不審者ではあっても誰かに危害を加えるつもりはない。それなのに通報されたらいたたまれない。そのため、加害者にされないための努力という無駄な労力を払わねばならない。

この無駄な努力が最も発揮されねばならない場は、なんといっても電車の中だ。通勤中、冤罪で捕まったらどうしようと毎朝毎夕気が気でない。同じような思いを持つ男性は少なくはなく、いっそ男性専用車両を、との主張もたびたび見かけるが一向に実現する兆しはない。男性の側は各々対策を練って、つり革を両手持ちしたり、壁面に両手をつけたりはしているものの、例えばひどい満員電車などではその対策を取ることができない場合も多々あるだろう。もっと安全に、安心して通勤するには一体どうしたら良いのだろう。

・ロックバスター
画用紙を筒状にして腕に装着するアレである。これを両腕に着ければ「私は女性に触れるつもりはありませんよ」と暗に主張していると思えるのではないだろうか。
→しかし、このロックバスターのタチの悪いところは伸縮自在である点であって、これが広まったらわざと伸ばして悪用する奴が出てくる可能性が高い。その上、女性からしたらたとえロックバスターであっても、またたとえ悪意がなくても、触れられるのは嫌だろう。従って、これはあまり実用的ではないと思われる。

・ジョジョ立ち
これ。こんな感じで車内に立っていれば、変態的ではあっても痴漢とは思われないはずだ。それに両手が頭上にあることで、誤って痴漢的な振る舞いをしてしまうということは避けられる。

→だが変態的であるというだけで通報されることもありえないことではない。こんな人が目の前にいたら、心臓の悪い方は非常停止ボタンだって押しかねない。つまりこの方法で痴漢冤罪を回避することによって生じる二次災害のリスクが高すぎるのではないかという懸念がある。








・拘束衣着用
ここまですれば、哀れではあっても、加害者には見ないだろう。ものすごく歩きづらそうだが、やむをえまい。むしろこれをみんなで着て出勤することにより、日常的な抗議活動が可能である。JRも女性の方々も加害者予備軍として扱われる苦悩をご理解いただけると思う。
触れないように、疑われないように気をつけて、身を捩り、じっと我慢するのは、本当に毎日これを着ている方がマシだと思えるくらい、嫌なものなんですよ。

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